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kei*BEAN Webデザイナーへの軌跡

第3話あなたは足長おじさん、なのですか?

こんにちは。 kei*BEAN です。
第3話は、突然私に「Web」の道が開かれたお話です。入力業での達人を目指し、野心と自信を持っていた私。でも、すでに「過去の人」になっていたことを思い知らされた私。自分から望んだわけではないけれど、Webが何なのかを知らないまま、ある日突然、Webの道を歩かされることになっていた…。他人事のように書いていますが、事実です(汗)。

それはまるで、そう、「何が出てくるか分からない、びっくり箱」のような展開でした。
私、こんな私が、本当にWebデザイナーに??…自信がありません。
デザインの才能に自信がなくても、努力する才能ならある??
…あぅ…(コラコラ、ここで詰まってどうするのぉぉぉ。泣)
それでも、みなさんに知っていただきたいと思います、こんな私を応援してくださった人たちの存在を。
「○○の仕事(第1話参照)を○○年してきました。○○が出来ます。連絡は○○まで」── 私はあちこちのWebサイトに入力者の自分をアピールしましたが、私の希望する仕事依頼メールは、待っても待っても来ませんでした。気分は沈みっぱなしでしたが、そんなある日、幸運の女神が私を「思い出してくれる日」が来たのです。

やって来たのです!業務依頼メールが!昨年の2月5日着のメール。このメールを開いたときから、運命の歯車が思わぬ方向に回り出していきました。

依頼された作業は簡単なものでしたが、とにかく驚きでした。Webサイトを見て私を知ったとのこと── そのサイト名は1ヶ月前に登録したところじゃありませんか。メールの主はSという会社です。初めての体験に、私はとてもワクワクしていました。よし、引き受けよう!!
依頼されたのは、私ばかりではありません。複数の作業者の織りなすドタバタの舞台裏を垣間見ながら、常に丁寧で、また、優しさと善意を感じさせるS社の対応に、私はとても好感をもちました。今までの業界の流れにはない“空気”を感じました。仕事を終えたときには、「今後もS社と取引をしたい」と心から願うようになっていました。Sさんのお人柄ゆえ、かもしれません。

一条の光明2週間後、私はS社宛に営業メールを送っていました。
「私は今、ビジネスパートナーとして“確かな会社”を探しています。入力の継続的メンバーとして、お考えいただけませんでしょうか」と。メールにはお返事をいただけなかったのですが、日をおいて電話でアタックしてみることにしました。その勇気の要ったこと!モヤモヤといろんなことを想像していたのですが、予想に反し、「OK」のお返事をいただきました。その嬉しかったこと!業務委託契約書が送られて来て、私とS社の継続的な繋がりが始まっていきました。

その後、入力の仕事を少しずつくださいましたが、ある日、「HTMLの仕事が大量に入りました。出来ますか?」と。
「え?HTMLってナニ?」「HTML用のソフトってナニ?」
そんな状態の私が、仕事をいただけるハズがありません。仕事は、F1のスピードで、私の前を素通りしていきました。仕方ありません。ただ私は、どんな仕事でもこなしたかった。こなせる自分になりたかったのです。
「今回は出来ませんでしたが、次回はHTMLの仕事が出来るようになりたいです。ネットでHTMLのソフトをたくさん紹介されましたが、どれが一番良いかお教えください」とS社に尋ねました。
すると、なんと新品ソフトがアマゾンから送られてきたのです!「私、頼んでないよぉ〜」と思いつつ開けてみると…Dreamweaver4J/Fireworks4Jです!これってナニ??
「エッ?どういうこと?」──送り主はSさんです。HTMLの導入本も別便で届きました。電話をすると「あの程度のことなら、させていただきます」とのお返事。驚きました、プレゼント!「慣れれば使いやすいソフトです。使ってみてください」と。

S社のご厚意は、いろいろな意味で驚きの連続でした。経費はすべて先方持ちなのです。「う〜ん。なんて会社なんだろう」恐縮する私にSさんはただ笑っておられるだけ。それにしても、ド素人の私が「勉強したい」と言っただけなのに、導入本とプロ仕様のソフトを?「フツー、ここまでしないよねぇ〜」と、さすがに私も、重く受け止めてしまいました。
「がんばってマスターしなきゃ!!仕事でお返ししなきゃ!!」

仕事?──でも、HTMLがどの分野の仕事を指すのか、私は分かっていませんでした。
私はHTMLを、入力業の延長として捉えていました。
「やってみれば、なんとかなるものさ」と軽〜く考えていた私。Dreamweaverなんてさっぱりわかりません。ソフトを開いて数日後に、早くも挫折していました。

「でも、やら感謝なくちゃ!なんとかしなきゃ!」気持ちは焦る一方ですが、何しろマニュアル本だけが頼みでしたから、時間ばかり過ぎ…。思い余って、某PC塾に問合せをしました。
そこは、SEでもあるお坊さんが“パソコン普及”目的で主宰する、格安のPC塾です。電話で私の希望と事情を聞いてくださり、時間1000円の出張講習(自宅)をしていただけることになったのです。出張料金は500円(ほんとーです)。個人でお願いすれば時間5000円のプログラマーの方に、講習をしていただけることになりました。主宰者に仏さまの姿を見るようで、感謝で一杯になりました。

受講で知識は溜まっていきましたが、何しろ実践する「場」がありません。一人でやっていて、何が出来るというんでしょう?導入本の1冊や2冊を勉強したからといって、私は「相変わらず」でした。
自分自身に業を煮やした私は、探しました。ナニを?「何か」を、です。何を探せば良いのかわからないのだけれど、探せば何かが見つかると思っていたのかもしれません。犬も歩けば、です(爆)
ある日ネットサーフィンをしていて、偶然、ふうりさん(「Webふぉれすと」の主宰者)の個人サイトに辿り着きました。そして導かれるようにして、W-stepのメンバーに…。
その直後に「Webふぉれすと」で欠員募集があり、私はこの「NANAKORO*BEANS」メンバーに加えていただきました。

告白します!私は自分のホームページすら、作れませんでした。「イメージが湧かないから作れない」「作れないからWeb制作に関心がない」というレベルだったのです(汗)。HTMLの勉強を始めて1ヶ月のド素人が、「NANAKORO*BEANS」のメンバーになってしまいました。知らなかったこととはいえ、メンバーになるとすぐに、スタッフプロフィールの制作が待っていました。ゲホッ!!

その後の私の勉強は…モーレツそのもの。だって、「NANAKORO*BEANS」トップページのHTMLを開いたとき、さ〜っぱり訳が分からず、全身から血の気が引いていきましたから。「こんなタグが書けるなんて…」という仲間への畏敬の念と同時に、不勉強で未熟な自分が怖くなったのです。MLで飛び交う指示にも全く対応できませんでした。例えば、「一つ上の階層にリンクを張ってね」など…。ホームページを作りたくても、イメージが全く湧いてこない…。そのホームページを作るのが、HTMLの仕事なのか…。
うーん、地獄なり〜。
読んでいてお分かりのように、こんな、土台がまるっきりない(爆)私にも、幸運の女神がほほえんでくださった、これがスゴイ。何の技もない私ですが、「一度掴んだ幸運は、なんであろうと、しっかり掴んで放さない」──これまたスゴイ…(いえ、ムゴイかも。爆)

Sさんは、「チャンス」と「道具」をくださいました。お坊さんは、道具の「扱い方」を教えてくださいました。ふうりさんは、くじけず、楽しく身につけられるように「実践の場と仲間」をくださいました。皆さん、善意と暖かい心で惜しみなく応援してくださったのです。3人の方がくださった、まるで3本の矢のような磐石なWebの基盤。私には、幸運の女神が、完璧なお膳立てをしてくださったように思えてなりません。努力不足で山ほど困難はありますが、少しずつ前に進もうとしています、予想外の道を(爆)

あ〜!何か話がここで終わっちゃいそう!(コラコラ)
いえいえ、まだまだ終わっちゃいませんよ。だってまだ、Webデザイナーにかすりもしない(爆)


次回は「足長おじさんって、教育者?」です。
Sさんの自慢話を一発ぶちかましたいと思います。それでは、また〜。
 
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