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第6話 出会い……そして縁
コラムを書いていた縁で、クライアントから地域サイトの制作を頼まれました。自分のサイトは持っていたものの、仕事としてホームページ制作を請け負うなんて、考えてもいませんでした。でも、せっかくきた話だし、断るというのはもったいないし……。そんなことを考えている時に、ふうりさん(Webふぉれすとの主宰者)のことが頭をよぎりました。一人ではできないけれど、ふうりさんに助けてもらったらできるかもしれない。そう思ったのです。
ふうりさんとは、あるサイトのスタッフとして同じコーナーを担当していたのが、最初の出会いでした。その後、SOHO向けのセミナーが埼玉で開催される時に、実行委員として一緒に動いたことで、親しくなりました。実行委員をかって出たメンバーは、女性ばかり7名。それぞれが普段している仕事は、Web制作、テープ起こし、データ入力、ライター……と多種多様でした。でも、準備の段階から実に見事なチームワークで、当日を迎えることができました。セミナーが終わった後も、全員で引き続き集まって「何かしたいね〜」と話が出ていました。この地域サイトの仕事は、ページの制作だけでなく、毎月の運営もすることになっていました。地域の街ネタをデジカメで撮ったり、いろいろな世代の人が楽しめるテーマの原稿を書いたり、街のイベント情報を集めたり……。もちろん、私一人ではできません。そこで、セミナーの実行委員として集まった仲間に声をかけることにしました。サイトの制作・運営をチームで引き受けることにしたのです。みんなすぐに興味を持ってくれ、彩女(AYAME)というチームができました。
メンバーそれぞれの役割が決まり、サイトの制作に向けて動きだしました。一番気がかりだったのは、サイトのページ制作です。クライアントとの打ち合わせで、そのサイトのトップページを作ることになったのです。トップページの他に、4つのコンテンツも作らなければなりません。ホームページを作ったことがあるのは、私と以前Step-FirstのメンバーだったMonetさん、そしてふうりさんの三人です。私もMonetさんも、我流で覚えたホームページビルダーというソフトしか使ったことがありませんでした。せっかくの機会なので、DreamweaverとFireworksのソフトを使ってみようということになりました。まずはDreamweaverとFireworksのソフトと、ふうりさんお薦めの本を購入するところからスタートしました。もちろんふうりさんが全部作ってしまえば、一番早いでしょう。でも、私達にDreamweaverとFireworksのソフトの使い方を教えながら、一緒にページを制作していくという方法をとってくれたのです。時間もそんなにありません。それは、できるできない……ということではなく、やるしかないという状況でした。
ところがそんな時、私は夫の転勤で、埼玉県から福井県へ引越しをしなければならなくなったのです。引越しの準備やそれぞれの仕事などもあって、結局実際に会って教えてもらったのは、一日だけとなりました。それでもそれは貴重な一日でした。「こんなふうに作り上げていくんだ〜」というのを間近に見て、ワクワクしたのを思い出します。その後は、メールで教えてもらいながら、サイトのオープンを迎えることになりました。一人では到底できなかった仕事。でも、仲間がいたから、不可能を可能にすることができたのです。こんな感じで始まった、Web制作初仕事となりました。
次回、「私の本当にやりたいこと!」に続きます。
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