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第3話 在宅で仕事がしたい!
子育てのホームページを公開し、インターネットの世界にどっぷり浸かっていた頃、二人目を妊娠していることがわかりました。不思議なもので妊娠がわかった途端、夜な夜なやっていたパソコンに、向かいたくなくなってしまったのです。毎日眠くて眠くてぼーっとすることが多く、すべてがのんびりモード。夜は子どもと一緒に早く寝るようになりました。毎日の日課だったメールチェックが1日置きになり、3日置きになり……やがて1週間パソコンを開かなくても平気な自分がいました。それでも出産の前月までは、月に1回のホームページ更新は何とかやっていましたが、出産のため実家に里帰りした頃から、パソコンからどんどん離れていくことになりました。そして、出産後1ヶ月が過ぎ、自宅に戻っても、子育てに追われる毎日。だんだん私の頭からパソコンに対する興味が薄れていきました。
子どもの成長は早いです。ただ寝ているだけだった次男は、寝返りをするようになり、ハイハイをし……、お兄ちゃんを真似てよく遊び、気がつくと私は自分の時間が少し持てるようになっていました。そして、夜になるとパソコンに向かう余裕ができ、再び毎日パソコンの前にいるようになったのです。ところが以前あんなに楽しかった「子育てフォーラム」や「パティオ」も、楽しさを感じなくなっていました。一人目の子育て中は、すべてが初めてのことで、育児雑誌も「子育てフォーラム」も大変参考になったけれど、二人目となるとすでに経験済みなことばかり。目新しい情報はあまりなく、数ヶ月のブランクのせいか、我が子自慢の「101の会」(パティオ)も、客観的に見るようになってしまいました。
季節は秋になり、長男の幼稚園選びが始まりました。来春からは少し楽になるな〜。空いた時間で何かできないかしら。その頃から何となく、パソコンで何かできないかな……と思い始めました。その何かは自分でもわかりませんでしたが、赤ちゃんを抱っこしてパソコンの前でにっこり微笑む「在宅ワーク」の通信教育の広告の写真が頭をよぎりました。
そんなある日、何気なく見ていた新聞の求人広告。年令の欄を見て、愕然としました。次男が小学校に入る頃、私が仕事をしようとしても、年齢で引っかかることがわかったのです。「仕事をしたくてもどこも雇ってくれないかもしれない」大変ショックでしたが、「これはぼやぼやしていてはいられない。仕事になるのは、5年先でもいい。家に居ながら何か仕事ができないか、今から情報収集をして、スキルアップしよう!」そう思い、その日から気になる通信教育の資料請求をしたり、インターネットで「SOHO」「在宅ワーク」といったキーワードを入れて検索したり、パソコンを使った仕事探しに向けて動き始めました。
 今まで全く知らなかった世界。在宅でできる仕事がたくさんあることを知りました。ところが特別なスキルがあるわけではなく、やりたいことも自分でわかっていません。まずは、いろいろなSOHOのサイトに登録をし、メーリングリストに参加するようになりました。そして、毎日たくさんのメールやメールマガジンが届くようになりました。その中から、私でもできることはないか……と、アンテナを張りめぐらせる日が始まりました。
次回「卵が先か、鶏が先か」 に続きます。
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