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第1話 我が家にパソコンがやってきた!
在宅で仕事をするようになって1年半。まさか自分がWeb制作の仕事をするなんて、夢にも思っていませんでした。縁、出会い、運……そんなことが合わさって、今の私がいます。Webデザイナーへの道はまだ歩き始めたばかり
その想いを綴っていきたいと思います。
結婚する前の私は、某都市銀行のOLをしていました。今は一人1台パソコンが与えられているそうだけど、当時は支店に1台だけパソコンが置いてあるだけ。窓口業務が終わった後、残業などの勤務記録をパソコンで入力する仕事があったのです。お局様とみんなが影でこっそり呼んでいた総務のお姉様に、「電源の落とし方」や「バックアップを必ず取ること」など、口うるさく言われたのをのぞけば、楽しい作業だったように記憶しています。おそらくこの時が、私が初めてパソコンを触った時だったのでは……。
バブル最盛期だったOL時代。お給料もよかったし、アフター5も充実していて、それはそれは楽しい毎日だったけど、その頃は「華の結婚退職」に憧れていた私。4年つきあっていた彼の転勤を機に、ゴールイン。住まいは愛知県から埼玉県へと移りました。夢描いていた結婚生活だったけれど、夫は仕事で毎日帰りが遅く、親や友人から離れた私は、誰とも話をしない日が続き、だんだん寂しくなっていきました。そんなある日、夫の会社の先輩の家に遊びに行きました。パソコンオタクの先輩は、ちょうど何日か前に新しくパソコンを購入したとのことで、以前使っていたパソコンを譲ってもらえることになったのです。そのパソコンとは、マッキントッシュのLC2。「メモリは増設して16Mもあるんだよ!」……っていう意味が何やらよくわからなかったけど、ヒューレットパッカードのプリンターと一緒に車に詰め込んで、家に持ち帰りました。そう、
我が家にパソコンがやってきたのです!
現在、夫は家でパソコンに触らないのですが、この時はパソコンの設置や設定をしてくれ、マウスの使い方やクリックの仕方を丁寧に教えてくれました。前からパソコンに興味があった私は、毎日パソコンに向うのが楽しく……といっても、プロバイダに加入したわけではなかったので、一太郎で文章を書いてみたり、三四郎で表を作ってみたり、入っているソフトを触る程度でした。

それからしばらくして妊娠した私は、ますます外に出る機会が減りました。情報はテレビと新聞だけ。そして、当時一大ブームだった『Windows95』がどうしても欲しくなりました。『欲しいものは必ず手に入れる』hanaは、毎日のように、「メールが送りたい」「インターネットをやりたい」と夫に言い続け、「メール送る相手いるの?」「インターネットで何するの?」「パソコン家にあるじゃない」
という夫を見事に説得し、富士通のFMVノート型パソコンを購入することろまでこぎつけたのです。
1998年3月。 出産後2ヵ月の時。今振り返ると、ここが本当の意味でのパソコンとの出会い―スタートだったと言えるでしょう。
次回は、ネットにつながったところから話は始まりますよ!
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