――今回のセミナーは、どういうきっかけで、講師を担当されることになったんですか?
「W-stepメンバーのIZUMIさんが高校の同級生なんですが、『イラレパズル』の出版をきっかけに、IZUMIさんを通してふうりさんとメールでやりとりするようになったんです。で、あれよあれよという間に気付いたら会場に居ました」
――講師をされるにあたって、特に注意された点や事前に準備された点などはありますか?
「受講される方々がどんな方たちなのかわからないので、“ぶっつけでええか”と始めは思ってました。でも、ある程度の流れは作っておかないと、自分もどこに向かったらよいのかを見失うので、簡単なプログラムを立てたくらいです」
――参加者の反応はいかがでしたか?
「反応が無さ過ぎてびっくりしましたが、双方が手探り状態だったので仕方ないかなあと。ただ、セミナー後、参加者の方から一通メールが来たのが、嬉しかったですね」
――“ここは失敗した”ということは?
「受講される方のスキルがバラバラなので、ゆっくり時間を掛け過ぎた感があって……。もう少し作品作りをテーマにしても良かったのかもしれませんね。でも、作品までいくのはやっぱり難しかったかなあ」
――ご自分の職種を始められたきっかけは?
「小さい頃から絵を描くのは好きでした。働くのが死ぬほど嫌いなので、自分にとって苦痛無く社会と接点を持てるのは、この職業くらいしかないなあと……。高校在学中から、広告代理店のバイトでイラストを描いていて、時給なんかがもらえてたりしたんですね。で、“これはチョロイかも”と考えてフリーになったんですが、とたん“それは大変甘かった”と痛感しました」
――ちなみに最初の仕事はどういったものでしたか?
「実は……ぶらぶらしてる時代に、車が当て逃げに遭って、借金を背負ってしまったんです。当時収入&貯金ゼロで、どないしよう〜と。で、バイトを探そうと思って情報誌を見ていたんですが、ふと“バイトなんかせんとここに売り込もう”と思いついて、その情報誌編集部に、今まで描いてた絵を持ち込んだんです。一発目で仕事がもらえて、それが今に繋がっています。それ以前、イラストが紙面などに載ったことはあるんですけど、自分で売り込みに行って、そこで仕事をもらえて、それが本に刷られたのは初めてだったので、ちょい感動しました」
――心に残った仕事はありますか?
「某若者向け雑誌の立ち上げでイラストの仕事をしたのに、ギャラが支払われないので事務所に交渉しに行ったことですね。それから、月イチのイラストマップ作成の仕事で、編集の人と取材に行き、関西の色々な場所を周ったり、居酒屋でお酒を飲んだり(取材)……。で、“こんなんで仕事になるんや”と思った、ことかなぁ」
――失敗談があれば、ぜひお願いします。
「3色でお願いしますと言われてたのにフルカラーで仕上げてしまって、訂正するほうが時間かかったことがありました。あと、アクションペインティングの仕事だったんですけど、前の日友達と遊びすぎてしまって、電話で起床。時間が過ぎていたので、血相変えてタクシーで現場へと……。ほんまに血の気が引いたのを今でも鮮明に思い出します」
――今後は、どのような活動を展開しようと考えておられますか。また、夢があれば教えてください。
「知恵を働かす人、絵を描く人、フラッシュで動かす人、ホームページに組み立てる人などそれぞれの力で一つのものを作れるようなネットワークを作りたいです。それと、今回の『イラレパズル』のように、自分の本業から外れてようが何であろうが閃いたものはどんどん行動して行きたいと考えています」
――最後に、Web制作者を目指すタマゴの皆さんへ、一言いただけますか?
「色々あるでしょうが、皆さんそれぞれの方法があると思うので周りに振り回されず我がペースで進んで下さい。パクられても真似されないセンス作りを」
まさに天職!楽しんでお仕事をされているのがパワーの源なのでしょうか。底力を感じました。
ヤマサキさんのご活躍を、心からお祈りしています!
【参考リンク】
yamasakki.com:http://www.yamasakki.com
W-stepメーリングリスト:http://www.w-step.com/
イラレパズル:http://www.mdn.co.jp/Books/Contents/5679M.htm
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